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Lefty of Reysol


 日立台〔かしわ〕をドキドキさせる玉田が、好きだ!
The wind is rising―ずっとストックしていたエントリタイトルがやっと使えて、率直に嬉しいです。

昼間、ユースの試合(このすぐ後のエントリが木更津総合戦の予定…あくまで予定は未定(吐血))は人工芝横の木陰で見られるから、それほど気にはならなかったものの、そこから駅前まで買い物に出た私は、強い日差しに焼け焦げかけながら、チケットや黄色いシャツを残した家へ、一度帰りました。
7月、季節は夏。薄着で再度、日立台へ足を踏み入れた私を待っていたのは、肌を震えさせる冷たい風と、貴章さんや聡太さんについて偉そうに連れのお姉さんへ語る、感じの悪いお兄さんでした。

ALで見ていたのですが、私の前に一生懸命声出して応援している子供、後ろに結構ポジティブな見方をする気の良い男集団がいて、かなり気分良く応援できました。(すいとん と すあま)

ALの前の方に久々に座ったのですが、後ろの方に五月蝿い人が居て萎えた。
30半ばくらいの男女ね。大黒が最高!玉田代表辞退しろ!だとか。
気持ちはわかるけどさぁ・・・・。
(起点は妙典(仮))

ALだから、指定席だから、ギリギリでもいいわけですが、当然ながら、指定席のチケットで与えられる場所は1つだけで、隣人は選べません。日立台のAL席は、チームへの熱意も、その表現方法も、他のどの席種よりも多種多彩な人が集まるるつぼなので、近くにどんなタイプの人が来るかが、ゲーム内容自体の次に、試合の印象というか想い出の良し悪しを決めてしまう部分があります。今回は…私の場合は、ハズレだったわけです。

仕方ないので、私は与えられた席を離れて、最上段の壁にもたれて見てました。立ち見。ALのチケ代意味なし(苦笑) あとはマイペースに声を出して。

先発布陣―風評通り。おまけに私は、人工芝コートから、遠景としてサテ練習もお目にかかってしまっていたから…あのサテ練のメンバーは、何を目指してサーキットトレに励んでいたのか、考えようとするだけで軽くブルー入ります。この話はもう置いておきましょう。

波戸さんが統率する3バックは、なんだかんだありながらも(本人あわや負傷退場とか)機能していた方だと思います。聡太さんが前に蹴ったボールが相手に渡るたび、スタンドからは露骨なマイナス反応がありましたけど、あれは受け手に通ってこそパスあるいはフィードと言われる意味をもう一度考え直してほしい…と寂しくなりました(見ている人が。そして、それ以上に受け手である攻撃陣が)

唐突な3バックをはじめ、先発で登場した面々の大半は、まともに新潟キャンプを消化したとは言えない顔ぶれ(玉田さんと祐三さんは代表で不在、その他は別メニュー多し)です。低迷するチームは、J1最長のキャンプを行ったわけですが、十日町でキャンプをやると成績が良くなるという(レイソルには適用されるのかまだ分からない…とりあえず今年は2ステージ制ではない!)ジンクス以外に何か収穫があったのだろうか、と真剣に哀しくなりました。

このチームでのプレーを強いられることと、サッカーができないこと、もちろん後者のほうが圧倒的に不運だけれども…。

私が期待を抱いていたのは、MDPにも登場していた貴章さんでした。一時の混乱を乗り越え、すっきりした眼差しができるようになったと嬉しく(日本サッカー界全体では、今年のツーロンはどんな意味があったのか怪しいですけど、貴章さんやレイソル的には大きなイベントと言えますね)感じたのですが、貴章さんは、望んでいたと言ってしまっていいのか、でも本当は苦しいのだからそう言ってはいけないような、そんなシチュエーションで投入されました。

きしょお「高さを生かした空中戦の強さ、セットプレーでの得点力は武器になると思っています。あとはボールを持っていないときの動きの質や、ゴール前のスペースに飛び込んでいく時のダイナミックさを見てほしいです」(Vitoria vol.70)

迷いを抜け出して、自分が“何者”だかを肌の感覚が取り戻した貴章さんのフレッシュな力は、相変わらず点の取れる気配が薄いチームへ、なんらかの変調をもたらした気がしました。でも、それは気のせいかもしれません。どれだけ贔屓に見たくても、それを許さない現実が、私に襲い掛かってきたのです。

もとい、風が。

貴章さんが投入されて何プレー目だったか、セットプレーのこぼれ球だったかを、玉田さんがゴール裏へ蹴り込んでしまった時。多分、その時―今日、貴章さんは点を取ることができないと直感しました。今日、点を取って勝つなら、点を取るのは玉田さんだと。

23.2005年7月2日広島戦@日立台、玉田のゴール(中野太陽会活動報告)

記憶が混濁してる?…ともかく、玉田さんが“今度こそ”こぼれたボールを蹴りこんだ時は、そして玉田さん本人とイレブンとスタンドが熱狂の渦に包まれた時は、このエントリを思い出しました。忘れられないのはこのゴール? それとも、次のゴール?

怪しい(?)自己暗示系のサイトに、願い事をかなった日時と一緒に過去形で書いて、それを持ち歩け(つまり、毎日その夢がかなった瞬間を考えろ、意識しろということ)とあったのを思い出していました。

中野(略)さんは、どんなゴールが生まれると記していただろう?―貧弱な記憶力との戦い。そして、笑いたくなるぐらい貴章さんにはチャンスが来ず、勝利の女神だか日立台の風だかは玉田さんにだけ幾度も決定機をもたらすのです。

いや、日立台の風が玉田さんに味方するのか…玉田さんがもう一度風を捕まえればよかったのか、それとも、玉田さんが風で、それに巻き込まれたのは周りの方なのか、はっきりとは分かりません。

玉田選手が得点した直後の、あの日立台の
雰囲気、一体感、ぞくぞくするほど、うれしかった!
結果的にははずしちゃったけども、玉田選手が
ボールを持ったときのみんなの『中腰の期待感』
もうれしいし、エースに決めてほしい!っていう、
気持ちの表れだろうなぁって思ったり。

あの大歓声を聞いてたら、玉田選手って、
レイソルってチームの希望というか前向きさの
象徴みたいな気がしました。
ただのひいき目ってやつでしょうかね^^;
(ラチノイロイロ)

夜の日立台を吹き抜ける風が、28番という一点に収束していく…選ばれし者のみが袖を通せる青い衣をまとっての戦いで、苦しみながらも自分を取り戻しつつあった玉田さんが、その足で、そのゴールで引き寄せた風は、日立台に熱気を巻き起こし、熱を帯びた風は更に玉田さんへチャンスをもたらす…球が目の前にこぼれてきたり。

風は空気の流れ。たとえ決まらなくても、ワンプレーワンプレーで日立台にあそこまで熱風を呼び寄せられるのは、玉田さんだけです。貴章さんには無理です。悔しいけれど、残念だけれど、あれは、玉田さんが選ばれし者〔エース〕である証。力だったり…運だったり。運も実力のうちですし。

結局、玉田さんのお陰で勝ち点1を得て、玉田さんのお陰で勝ち点2を失った―本来なら、この観点ではなくて、中断前からの問題点が残っているだの、もっと理屈っぽく分析するべきなんでしょうけど、広島戦を見ての“感想”は、やはり玉田さんが持つ力…スタンドからさえも熱エネルギーを引き出してしまう能力に尽きるのです。



玉田さんが発生させた熱の、残されたぬくもりのようなものですね、この更新群は。

2005-07-05 22:57:19|Comment 6|TrackBack 0


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