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「J1倒すぞ!」
ごにょごにょと打ち合わせした結果、船山くんはTVカメラの前でそう叫びました。周りには、とてもいい顔をして人差し指を高く突き上げる仲間たち。
柏レイソルU-18―私はこのチームが好きだし、このチームが好きで良かったと思えました。みんなありがとう!
<千葉県サッカー選手権・決勝@8/28成田・中台>
柏レイソルU-18 1-0(0-0/0-0/1-0/0-0)ジェフユナイテッド市原・千葉アマチュア
得点:堀田(篠原)
★レイソル先発★
−−−11中台−−−14山本−−−
−−−−−−20太田−−−−−−
08中野−−−−−−−−−07柳澤
−−−06福地−−−10船山C−−−
−−13須藤−04濱屋−12小川−−
−−−−−−01桐畑−−−−−−
日立台経由(…)で帰宅してサーフィンしてたら、どうも知り合いの方が結構いらっしゃってたのに全く気がついてなかったっぽくて申し訳なく―なんか夢中になってたんですよ。試合に。
いや、応援に?
先乗りした須藤ギャル@牛乳強化指定さんからメールはもらってたんですが、久々の…永田さんが苦しんでいたA代表合宿TM以来の中台へ足を踏み入れるなり目に留まったのは、スタンドの一角を占める黄色と緑と…とにかくたくさんの幕でした。ジェフは、コアサポが来ていたのです! 相手がユースでもダービーは負けられない、だのなんだのってスプレー幕とか。実際、彼らは「♪柏には負けられない〜」というのも歌ってくれましたし(あとレイソルU-18が自陣ゴール前でボール回してたらブーイングされました。ちょっとカチン)
夜の試合@トップとハシゴするのもあり、もともとユニ(厳密には私は13番のプロコンでした)を持ってくる打ち合わせはしてたんですが、なんかメラメラくるものがあって、早々と着込んじゃったりファンバナを繰り出してみたり(トップの試合はギリギリだったので使わず)しちゃいました。
試合前のベンチでの全員円陣で、小川くんが「若さ若さ!」と言ってたんですが(冷静になって省みると意味が分かりませんね(笑)気持ちは分かりますが)2種代表のレイソルU-18が相手より勝っているのは、テクニックぐらい。フィジカルの、特にコンタクトでのレベル差(とはいえ夜見た試合とは全然違うな、とはAR3列目で思っちゃいました。レベルが高いわけではなくて、なんて言ったらいいのかな…守備技術ではないものでボールを奪おうとしてくる?)が顕著で、かなりやられました。あとはジャッジ…特にオフサイドの旗が上がるのが遅くて、私は新ルールをよく理解してないので、文句を言っていいかも正直分からないのですが、かなり走ってから上がる旗には、もともとの持久力に差があるだけに、レイソルU-18にはかなり苦しかったです。
3列目…福地くんより後ろのフォアリベロじゃないかって位置に陣取った船山くんは、相手との体格差を考慮したのか、序盤からパントキック風のボールを多用し、またDFラインの裏をFWらに取らせようとボールを繰り出してました。これが何度も何度もオフサイドとなるのですが…前線の選手は頑張って走ってました。唯一、柳澤くんだけがお疲れなのか、トラップも大きいし、イメージに体がついていかないような、突破の途中でボールを取られてしまうのを連発してました。そして中盤の底より後ろは、もう健気なぐらい必死に、懸命に、身体を張って、死力を尽くして、ゴールを死守していました。
総合的な体力では、肉体が未完成の高校生は時間がたてばたつほど苦しくなっていくわけで、どうにかスコアレスドローを継続できていることにホッとしつつも、やはり不安が募っていきました。それは、90分のタイムアップ後には更に激しくなりました。
45分ハーフ終了後、15分ハーフの延長戦。それでも決まらなければPK戦。これが天皇杯。
ほとんどの選手の足がつってしまい、アウトオブプレーの隙を縫って足を伸ばしたりしていました(船山くんは更にキーパーソンとしてチャージを受けているので尚更消耗が激しい)。走るのも辛い、いや動き出しさえおぼつかない、自分がどうにかタッチしたボールの行方を見失う…それでも、全てを絞り出して、ゴール前でボールをはじき続ける…DFが全て翻弄された後に船山くんが蹴りだす場面もありました。それは一例ですが。もうどのポジションの誰が、とかも超越した、フットボーラーとしてのプライドと本能、そして負けず嫌いの意地が彼らを動かしてました。
途中出場の篠原くんが右サイドを駆け上がりクロス、そしてファーにいた、これまた途中出場の堀田くんがヘッド。突き刺さった時には、ピッチでも輪ができ、スタンドの半分は総立ちで―天皇杯がVゴールでないのが心底恨めしかったです。ややあって、右を駆け抜けた柳澤くんが足をかけられ(と試合後、本人主張してました)倒されたのですが、シュミレーションを取られ、この日2枚目ということで退場。黙々と退場していく姿に胸が締め付けられたし、同時に、大丈夫、きっとみんながやってくれるよ、と声をかけたくなりました。
まあ、紺のタンクトップの中台くんと一緒に、後半には出てきましたけどね、外へ…。
いつ頃からか、日頃はゴール裏住人の須藤ギャルさんと声を出してました。AL住人の私、「リズム感悪すぎ」とか言われて、どんなジャッジよりも本気でぶち切れそうになったのですが、チームコールぐらいしかしてあげられなくても(あとは桐畑くんぐらいしかできなかったよ…)それでも、言いたくてしょうがなかったんです。たくさんの方が合わせてくださったし、逆に私たちが起きたコールに合わせた場面もありました。ビジュアル的には分かりにくかったかもしれないけど(でもちゃんと黄色くなっていた方は他にもいたし、大きなフラッグも揺れてましたよ)レイソルU-18を応援しに来た人だってこんなにいるんだよ、だから頑張れ、って。
普段は、自分が「観たい」気持ちを優先させて、ゴール裏へ入った時でさえ、エネルギーを惜しんだりするのですが―だから、こんな気分になった自分が不思議でもあるんですよ。後になって、これは、しんよこの土手で不完全燃焼だった自分にものすごく…表層意識が認知していた以上に悔いを残していたんだ、と気がつきました。
モウジメンニセヲアズケテナイテイルフナヤマクンヲミルノハイヤダ。
ゴールは船山くんに(時間を消費することを選択の最優先とする)冷静さを取り戻させたようですが、スタンドのヒートアップは止まらず…なんて長い15分だったか。ボロボロになった福地くん、必死に跳ぶ小川くん、どうにか蹴りだす須藤くん、そして、最後の最後まで身体をはってピンチを防いでくれた濱屋くん。最後尾の砦・桐畑くんを含めて、守備陣、本当に本当にすごく頑張っていて、自分にヒーリングの力があればなぁ、って思いました。
タイムアップ。ガッツポーズ。笑顔で飛び跳ねる桐畑くんを見て、そんな体力残っていたのかって思いましたよ。最後はシュートに対する本能的な反応でさえ遅れ気味だったのに(苦笑) そして、どうしてもシャンパンシャワーならぬウォーターシャワーがやりたかったらしく、一人でもやっていた福地くん(笑) 表彰式では、船山キャプテン(試合中に2回ぐらい赤い腕章のマジックテープ外れてましたね(^^;)はどうしても優勝カップを受け取りたかったらしく、先に授与された賞状は福地くんと濱屋くんに受け取らせてました(しかも福地くんが後でコーチへ言うには、賞状汚れちゃってたんですよね(汗))
表彰を待ちながらも、ニコニコニコニコしてて、笑いが止まらないといった顔の船山くんを見て、私はずっと、そんな船山くんが見たかったんだよ、って心から思いました。すごく嬉しかったです。このチーム見てきて、今までで一番嬉しかったです。そして受け取ったカップは、思っていたよりも重かったらしくて…それともそんなフリをしたのかしら(笑) 本当なら並んでいるチームメイトに回せばいいものを、やっぱり手放したくないキャプテンでした(笑)
ご機嫌な顔してスタンドへ挨拶してくれたみんな。これからも、もっともっと、こんな顔を見られる日があるといいのに。本当にそう思うし、願いますよ。
天皇杯はNHKで放送があるので、TVカメラに異常に反応する選手のみんな(笑) まるで子どもでしたよ。一応、本戦のプロモ用?に、一度は退場でウェアを脱いだ柳澤くんが再度ユニを着込んで、トロフィーを抱えて座る船山くんを中心に並んで、撮影。それが冒頭のシーンです。この時、真面目に喋ろうとしていたキャプテンを福地くんが妨害したりして…どうやら福地くんはプレーは堅実だけど性格はそうでもないらしい、と自分が大きく誤解していたのを悟らされました(爆) この後、船山くんと柳澤くんがピンでコメント取られてましたが、いつ使うのかな?(ドキドキ)

今後の組み合わせはこんな感じ(JFA・PDFファイルです)で、同じ山にはJ1クラブはいないので、この人たちどこまで勝ち進む気なんだろうとは思いますが(笑)私も行けるところまで行っちゃおうかな、という気分になってます。2回戦までは秋田です。トップの試合やら仙台カップやらサハラ予選やらかぶりまくってて、すごく悩んでます。身体は一つしかないので。なんて贅沢な悩みでしょう。
とりあえず来月11日14時よりNHKで放送される決勝のハイライト、是非ご覧になって下さい!
P.S. 柳澤くんのレッドカードは、9/11の千葉県U-18リーグ千葉経済大付戦での消化となるそうです。KさんSさんありがとうございます!(ぺこぺこ)
2005-08-29 01:02:45|Comment 4|TrackBack 0
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